現在、ミュージカルの日本語版を製作中。
ミュージカル嫌いで有名なタモリさんの言… 「芝居の途中で、突然歌い出すのはおかしい。不自然だ。」 吹き替え台本を作っていると、タモリさんの主張に同意したくなる。 日本語版の吹替えでは通常、台詞は吹替えに、歌は字幕にする。 台詞と歌が細かく入れ替わるシーンでは、台詞は吹き替え声優の声に、そして歌はオリジナル・キャスト(原音)の声が残る。 聞きづらくなるし、画面に突然現れる字幕は読みにくくなる。 観客(or視聴者)は混乱し、映画を楽しめなくなる。(全編字幕の場合は問題なし) 今回手がけているミュージカルは、台詞にも歌にも英語とフランス語が入り混じっている! 英語圏のミュージカルなので、フランス語をそのまま残すか、外国語らしく訳すかでも悩む。 難問山積…。 いやしかし、この難しい作業をなんとかクリアし、わかりやすく親しみ易い日本語版をご提供することが、映像翻訳者の任務であります(^O^) ちなみに、昨秋、劇団四季のミュージカル「アスペクツ・オブ・ラブ」(自由劇場)を観た。 ほぼ全編が歌のみ。しかもアンドリュー・ロイド・ウェバーが凝りまくって作曲した歌ばかり。 しかし、さすがでした。石丸幹二さん! 保坂知寿さん!
by smile-kazuyo
| 2006-03-10 00:03
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