昨日、オーランドの一行はディズニーシーに出かけた。
シーのテーマは“海”。 地元ディズニーワールドとはコンセプトが異なるため、ジェシカは独創性の高いショーや ライド(乗り物)を非常に楽しみにしていた。 パーク内は自由行動。 天気は上々。 風もなく暖かい。 ジェシカとテイラーは、「センター・オブ・ジ・アース」、「海底2万マイル」を皮切りに… ほとんど全てのライドに乗ったらしい! (シーは11月中~下旬の平日、結構空いている。) ところが!! 2人は帰りの集合場所に30分も遅刻! なんと、ジェシカの腕時計はきっかり1時間遅れていた! (…飛行機を降りる時、どうやら時計合わせを間違えたようだ) そして、テイラーは腕時計を持っていなかった。 (…母国では携帯の時計を頼りにするため、腕時計をしない) 2人は早めに集合場所に着いたつもりが、先生から“遅い!”と怒鳴られ、ギョッとしたらしい。 日本人なら、日没や空の色から大体の時間が分かるが、彼女達には分からない。 おまけに、パーク内には時計が少ない…。 同じ頃、ホストファミリー達は出迎え場所の文化会館ロビーで待ち惚けを食わされていた。 “女生徒2名が集合場所に来ていない”との連絡を受け、 “誰だろう? ウチの子かしら?”と、それぞれが我が子のように心配し始める。 「ジェシカとテイラーだったりして…」 「最上級生だし…、まさかねぇ…」 と、Aちゃん母(テイラーのホストファミリー)と冗談を言い合っていたが、その予想は的中! 一行のバスは、予定より40分以上遅れて文化会館に到着。 テイラーはAちゃん母の顔を見るなり、泣き出してしまった。 先生のお目玉が効いたようだ。 ジェシカも申し訳なさそうな顔をしていたが、 「時計が遅れてたの。 早めに行動したつもりヨ」と弁明。 さすが、バレーボール部のキャプテン! 怒号にも動じない。 泣いているテイラーを皆で慰め、一行は解散した。 そうそう、旅の恥は掻き捨てヨォ! A man away from home need feel no shame. (英辞郎より)そういうハプニングがあるからこそ、旅は面白いんだから!
by smile-kazuyo
| 2006-11-22 13:00
| 家族・親族
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