韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を公開の翌日に観た。
若年性アルツハイマーにかかった女性とその夫のラブ・ストーリー。 「死より切ない別れがある」このコピーは痛かった。 私の実母は数年前から認知症(アルツハイマーではなく、脳血管性)を患っている。 病状は進行し、治癒の見込みはないと言われた。 映画のストーリー展開で、認知症患者を持つ家族として「それはありえない!」と思う箇所がいくつかあった。そういう訳で、私はストーリーの流れにうまく入り込めなかった。ほとんどの観客は泣いていたが、私は泣けなかった。 病気の現実を受け止めることは、もっともっと辛く、厳しいことだったような気がする。 財団法人ぼけ予防協会HPに、ぼけ予防10カ条がある。 両親が脳血管性の病気にかかったので、今後の健康を考えて予防策を講じておきたい。 「物忘れ」には2つのタイプがある。 ★“年相応”の「物忘れ」は、うっかり忘れているだけ。忘れたという自覚がある。時間管理ができる。約束もできる。 ★“病的”な「物忘れ」は、新しい記憶が残らない(憶えられない)。過去の記憶が少しずつ消えていく。スケジュール管理ができず、約束ができない。 健康に注意するだけでなく、身の回りの整理整頓、思いついたら即メモをするなど、生活に工夫をした方が良さそうだ。
by smile-kazuyo
| 2006-01-15 23:47
| 介護
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