W杯ドイツ大会。 1次リーグF組の日本は勝ち点1で最下位に終わった。
WBCに引き続き、今大会でも痛快な勝利を期待していたが、やはり世界の壁は厚かった。 初戦(対オーストラリア)は決定力不足、思わぬ点差の逆転負け。 第2戦(対クロアチア)も本来の実力が出し切れないままドロー。 そして最終戦。日本は王者ブラジルの豪快∧堅強∧スピードのあるプレイに弄ばれるように沈んだ。 前半、玉田のゴールが光っただけに、ハーフ前の同点ゴールはきつかった。 “最強軍団”ブラジルは本当に強い。 中村の言うとおり、“1枚も2枚も上手”の相手だった。 今朝は3時半に起床。 周囲のマンションの明かりを数えてみると、約1割の家庭のライトが点いていた。 仕事? 試験勉強? ブラジル戦を見るために起きた人は少なかったのかもしれない。 最終戦のTV視聴率が気になるところだが、第2戦を見て興味を失ってしまった人も多かったように思う。 前半の途中で、明かりを数え直そうと思ったが、外が白んできたので、確かな数は分からなくなってしまった。 試合直後に、娘がひと言。 「日本でも、サッカー少年はボール蹴りながら練習場に行かなくっちゃ~。 親の車に乗って行くようじゃダメね~。」 確かにそのとおり! 若者よ、もっと泥臭く! 戦術よりも戦う姿勢だぁ! 次回の南アフリカ大会では、よりアグレッシブなプレイを期待している! 思い返せば、前大会(2002年)、開催国の日本と韓国は予選リーグなし(フリーパス)で出場権を得ることができた。 しかし、今大会、日本は予選リーグを勝ち抜いて出場を果たしたのだ。 無観客試合(対北朝鮮)という異例の試合もあって、サッカー以外の部分でW杯の凄まじさを知った。 あの試合では、地元タイ在住の日本人や日本から飛んでいった僅かなサポーター達が競技場の外から熱い声援を送っていた。 ピッチに応援歌が届いていたらしく、選手達は「感激した」と言っていたが、アレには本当に感動して涙がジワリと出た覚えがある。 今大会のヒーローは間違いなくGK川口能活だろう。 大活躍だった! GKというポジションは声を出さなきゃ仕事にならない。彼はプレミア・リーグやオランダで経験を積み、言葉の壁を乗り越えて、人間的にも非常にたくましくなって戻ってきた。彼が止めていなかったら、日本の失点は何点になっていたことか…。考えただけでも恐ろしい。チームの流れを変えることはできなかったが、川口の数々のスーパープレイには心から拍手を送りたい! そして、キャプテン宮本には「チームのために身も心も削り、よくぞ頑張ってくれました」と慰労の気持ちを伝えたい! W杯後はセリエAへの移籍話もあるようだが、大きく羽ばたいて、また日本サッカー界のために貢献して欲しいと思う。 日本、チェコ、アメリカは姿を消してしまった。 しかし、W杯はこれからが本番。 まずはお隣り、韓国を応援しますか? 強豪国のミラクルプレイ、楽しみ~♪ さてさて、優勝するのはどこの国? 各国料理を食べながら観戦するのもオツなもの。
by smile-kazuyo
| 2006-06-23 22:07
| スポーツ
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