公私にわたりGoogleの恩恵を受ける毎日。
いつだったか、「今後、人類は『Googleを使う人』と『Googleを使わない人』に大別される」というような文章を何かで読んだ覚えがある。 デジタル・ディバイドは確実に進んでいる。 ブログを始めて早半年。 Google関連の出版物は多いが、ベストセラーのこの本を読んで、ブログに関する知識が深まった。 Googleの目標は“世界の全データをオーガナイズすること”。 この大いなる野望をGoogleはどのように達成するのだろう? 本書によれば、あと3年もすると『人類の知』と呼ばれるような分野は、ほぼデータ化されて検索が可能になるらしい。 しかし、各国の検閲に屈して、そのすべてを検索することは難しそうだ。 “サーチエコノミー(検索経済)”における最大の価値基準は“アテンション”。 大企業のHPも私のような個人のブログも、“検索エンジンで検索する”という行為においては、ほぼ等価値で扱われる。 従来のHPの情報は片方向に流れがちだったが、ブログの出現によって情報発信の方向性や範囲は広がった。 ブログ・ソフトを開発したトロット夫妻の話が面白い。 “トラックバックでリンクを張ることで、孤立した島がつながる”として、インターネット大陸の概念が図で示されている。 私も「リンクで“手をつなぐ感じ”」と表現したが、一つの語、一つのコンテンツ情報の検索によって“未知との遭遇(?)”が可能になった。 Googleで「ブログ」、「エキサイト」、「いつもいつも笑顔でいたい」と3つを入れ、初めてこのブログを検索してみた。 なんと75件もヒットしたので素直に驚く! 過去にトラックバックでつながったブログも出てきた。 インターネットという見えない網目の中で、本人が気づかないうちに、ブログが巣作りを始めていた…。 『The Google Story』も面白そう。 読んでみたいと思う。
by smile-kazuyo
| 2006-07-06 22:07
| ブログ
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