第4週2回戦は雨で流れ、翌7日(月)に延期された。 第1試合の途中で球場に入ろうとしたが、一般内野席はすでに売り切れ。 ネット裏特別内野の指定席を購入して球場入り。 (第1試合) 東大VS慶大 結果は0対11! 慶大の先発、中林くんが15奪三振、被安打1で完封した! 素晴らしい。 東大はこれで36連敗。 慶大の攻撃が長かったせいか、試合時間が延びる…。 (第2試合) 立大VS早大 試合前、大前投手がブルペンで投球練習を始めると、球場全体に不穏な空気が漂う。 先発ナイン紹介のアナウンス、「9番、ピッチャー、大前くん、社(やしろ)高校」 斎藤祐樹くん目当ての女性たちからタメ息が…。 「せっかく早く来て陣取ったのに…」 佑ちゃんは軽くピッチングをした後、ノックのお手伝い。 (應武監督にボールを手渡す係。) さて、いよいよ試合開始。 大前投手は無難なピッチング。 早大は3点先取、いい感じ! …と、3,4回あたりで場内から女性の姿が消え始める! “え~、ここで帰っちゃうの? 斎藤くんはリリーフ登板の可能性もありますよ~!” と、心の中で叫びながらも声に出せず。 ふと横を見ると、50代後半ぐらいの女性が1名…寝ている! “ちょっと! ちょっと、ちょっと~! 野球観戦に来てイビキかかないでよお” ああ、これだから『ハンカチ王子ファン』はダメなのよ。 全く野球が分かっていない! 私は『早大野球部のサード宇高くんとピッチャー斎藤くんと福井くんとショート後藤くんと… のファン』です! ほらほら、他の選手も見なさいな! 躍動感あふれるプレイをしてるじゃない! 私も内心、それなりに落胆してはいたが、選手名鑑をめくりながら戦況を見守り続ける。 あ~! ファウルボールがネット裏に飛んできた! 危ない! 右斜め後方に座る背広姿の男性が積極的に手を出している。 あら? この人は…。 「コミヤマだ~!」 今度は思わず声に出る。 なんとロッテの小宮山投手(早大OB)が特別内野席でお忍び観戦していたのだ。 硬球を素手でバッチリ捕球し、涼しげな顔をしている。 さすがプロ! 本人も、まさかファウルボールをキャッチするとは思っていなかったようで、思わぬところで 正体がばれてしまい、気まずそうな感じだった。 人差し指を口にあて、“シー、シー”というジェスチャー。 (なかなか愛嬌がありました) まだまだエピソードは続く。 真後ろの席に座る男性、どこかで見たことがある…。 そう、そして聞き覚えのある話っぷり…。 色黒…。 身体が大きい…。 「そうだ、思い出した! 鍛冶舎さんだ」 高校野球のNHK解説でおなじみの鍛冶舎巧さんが座っておられた。 彼も早大OB。 阪神からの誘いを断ってノンプロに進んだという経歴の持ち主。 アノ独特の語り口調は忘れられない。 高校野球ファンなら、誰でも知っている有名人。 というわけで、この日は思わず、野球解説者の解説付き(後方から)観戦となったのである。 その後、早大は大前⇒松下⇒斎藤とリレー登板して、3-4で勝利。 2番手の松下くん(2年)もいいピッチングをしていた。 写真は8回、リリーフ斎藤くん 小宮山さん 立教大学野球部OBの上重アナ(日テレ)も中継放送を頑張ってます。
by smile-kazuyo
| 2007-05-09 00:26
| ・野球
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